
7割以上のマッチングアプリが女性無料!その理由を徹底解説
マッチングアプリを一度でも使ったことがある方や、少しでも興味がある方の中には、「どうして女性だけ無料のマッチングアプリが多いの?」と思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
理由を調べてみたところ、マッチングアプリで女性が無料なのは、女性の会員数を増やし男女比の調整をしてマッチングしやすい環境を整えることと、男性会員を集めやすくすること、本気度の低い男性を減らすことの3つが主な理由であることが分かりました。
ちなみに、実際に会員数の多い人気マッチングアプリをすべて調査してみたところ、女性が無料のマッチングアプリは10個中7個でした!
アプリ名 | 女性の月額料金 |
---|---|
Pairs(ペアーズ) | 0円 |
with(ウィズ) | 0円 |
tapple(タップル) | 0円 |
Omiai(オミアイ) | 0円 |
CoupLink(カップリンク) | 0円 |
mariish(マリッシュ) | 0円 |
イヴイヴ | 0円 |
ゼクシィ縁結び | 4,900円 |
youbride | 4,500円 |
ブライダルネット | 4,900円 |
次に、それぞれの理由をもう少し深掘りしていきましょう。
理由1:会員の男女比のバランスを調整したいから
マッチングアプリを運営する側にとって、最も大切なことの一つが「会員の男女比のバランス」を常にとることです。
理想は「5:5」もしくは男性が多くても「6:4」のバランスが、最もマッチングしやすい環境であることは想像しやすいかと思います。
一般的に男性は、恋愛に積極的な人が多く、自らアクションを起こしてパートナーを探しにいく傾向にあるため、女性にアプローチできるチャンスがあるのであれば、たとえ有料であったとしてもアプリを利用するとされています。
これはマッチングアプリだけに限らず、合コンや相席屋、街コンでも同じことで、男性が多めに料金を支払っているケースがよく見られます。
では、男女比のバランスが崩れて、たとえば女性の数が極端に少なくなるとどうなるでしょうか。
女性側からすれば多くの男性とマッチングする確率が高まりますが、男性にとってこの状況は、少ない人数の女性をより多くの男性と競争してアプローチしなくてはならないため、必然的に競争率はあがり、マッチング率も低くなります。
そうすると、男性ユーザーの満足度が下がっていき、ユーザー離れを引き起こし、サービスそのものの存続に関わる自体に繋がりかねません。
そのため、多くのマッチングアプリでは、女性が無料で利用できることで、女性会員の数を増やし、男女比を調整する戦略をとっていることが予想されます。
理由2:女性会員を増やして男性会員を集めたいから
女性が無料で利用できることで、女性のアプリを利用するハードルが下がり、自然と女性会員が増える環境ができあがります。
当然、男性は多くの女性とマッチングできるチャンスがあるアプリや、そもそも女性とマッチングしやすいアプリを求めているので、女性ユーザーがたくさん集まっているアプリに集まってきます。
つまり、女性が無料でアプリを利用できることは、間接的に男性のアプリを利用する動機・きっかけになっているのです。
こうして、女性だけ無料にすることで、男性会員の数も比例して増え、結果利用者全体の数も増加し、理由1で述べたマッチングしやすい環境に近づくというわけです。
理由3:本気度の低い男性を減らすため
残念ながら一部の男性はマッチングアプリを遊び半分・ヤリモクで利用することがあります。
真剣な出会いを求める女性にとっては、そのような男性がアプリ内に存在することは、そのアプリの印象や口コミを下げることになりかねませんし、マッチングアプリを敬遠する理由にもなってしまいます。
このような男性を排除するために、男性有料という金銭的なハードルを設定しているのです。
これによって、本気度の低い男性が減り、真剣な出会いを求める男女がマッチングしやすくなる環境が整います。
女性有料のアプリの共通点とその目的とは
調査を進めてみたところ、女性が有料のマッチングアプリには一つの共通点があることが分かってきました。それは、婚活目的のアプリには女性が有料のものが多いということです。
婚活目的のアプリで女性も有料なものが多い理由は、結婚に対する真剣度の高い女性を集め、同じく結婚相手を探している真剣な男性にとって、マッチング率や返信率が高くなるのでサービスへの満足度が高まります。
もちろん男女ともに有料なので、ヤリモクの男性や、遊び目的の女性は減りますし、詐欺や勧誘といったケースも稀になります。
しかし、デメリットとしては、男女ともに会員数が集まりにくくなるため、人口が少ない地方在住の方はマッチングしにくいという事例もあるようです。
東京や大阪近郊など人口の多い首都圏に住んでいて、結婚を前提にした出会いを求めている女性の方であれば、有料のアプリも選択肢に入れることをおすすめします。
女性が有料のアプリ | 月額料金 |
---|---|
ゼクシィ縁結び | 4,900円 |
youbride | 4,500円 |
ブライダルネット | 4,900円 |
Match(マッチドットコム) | 5,000円 |
東カレデート | 6,500円 |
Dine(ダイン) | 6,500円(25歳以下は3,900円) |
まとめ
マッチングアプリで女性が無料なのは、男女比の調整や真剣度の高い出会いを促すのが主な目的でした。
女性を無料にして女性のユーザー数を増やし、男性にとって魅力的な環境を作る一方で、本気度の低い男性を遠ざけるようになっています。
婚活アプリでは女性も有料が多く、真剣度を高める一方、地方在住者のマッチングが難しくなる点が課題ですが、首都圏在住で結婚を真剣に考えている女性にとっては、利用するメリットのあるサービスといえるでしょう。